■ウォッカ(Vodka)とは?
やはりロシアが思い浮かびます。ウォッカはロシアからの外来語で、ロシア語風に言うと「ヴォットカ」と発音します。
ソビエト百科事典によるとウォッカとは「アルコール飲料。活性炭素で加工された水と高純度(40〜56容量%)のアルコールの混合物」と記載されています。
良く無味無臭無色透明のお酒と言われていますがけっしてそういうわけではありません。他のお酒と比べるとそういった傾向が強いというだけです。
原料は穀物で、最後に白樺の炭で濾過するのが特徴です。
確かにクセはなくエチルアルコール以外の成分は水を除けばほとんどありません。
アルコール度数が高いと思われがちですが(自分も強いお酒と言えばウォッカだと思っていました)そうではありません。だいたいが40度前後です。これは他の蒸留酒と同じです。
クセがないので最近ではカクテルベースにかなり用いられています。
2002年でロシアがウォッカを輸出し始めて記念すべき500年目でした。さすがに古いですね。最近のウォッカのロシア年間消費量は1億2000万デカリットルにも達しています。
■ウォッカの歴史
始まりは不明です。いつごろどのような形で飲まれていたかは定かではありません。分かっていることは現在のようなクセのないウォッカになったのはだいぶあとになってからです。
未確定の説から追って行きましょう。
11世紀頃 ポーランド
12世紀頃 ロシアで農民の間で飲まれていました。
はっきりした記録がありませんが12世紀頃には生まれていたようです。これが本当だとするとウィスキーやブランデーよりも歴史が古く、ヨーロッパで最初に出来た蒸留酒と言えます。これは驚きですね。ロシアの隣国のポーランドも出てきましたがこちらもウォッカの起源を主張しています。
始めて記録に残ったのが、
1283年〜1547年 モスクワ公国の記録
しかし、当時のウォッカは現在のものとは大きく違っていたようです。原料である新大陸産のトウモロコシやジャガイモがなかったので、おそらく、ライ麦のビールか、蜂蜜のミードを蒸留していたのではないかと推測されます。この蒸留された酒はジィズネーニャ・ワダ(ヴァダー)(Zhiznennia Voda)と呼ばれていました。これがワダ、ヴァダー(水)と省略される形の愛称系(ロシア語には愛称形という変化形があり、日本語で言う「ちゃん付け」が何にでもできるのです。)
1543年 ポーランドでも文献が残っています。
ステファン・ファミルツ著「草とその特性について」
「ウォッカは、加熱または蒸留され、草や香味料を加えられ、ないしは草と花の混合物、その他の香味料の混合物を加えられて造られる。果物、梨、杜松、月桂樹から造られることもある。」と記載されています。
ポーランド語で水を意味する、ヴォーダに由来し、16世紀頃には、植物をベースとした薬類(少量のアルコールを含む)の意味があったようです。
また、それと同時代にはポーランドでは「ゴルザルカ」と呼ばれる蒸留酒が作られていました。
各領主は蒸留器を所有し、農民たちに酒を売っていました。17世紀になると、ゴルサルカ製造で3つの都市が有名になりました。
クラクフ、ポズナニ、グダニスクです。特にグダニスク(ダンチヒ)は北部の港湾都市ですが1620年頃、公式の蒸留所だけでも68箇所あり、18世紀になると「ウォッカ」という呼称で統一されてきました。
グダニスクでは、蒸留所の事業が活発なために、燃料用材木の不足や、材木価格の高騰が起きました。
ここから先はロシアウォッカの歴史を見ていきます。
14世紀末 イタリアのジェノア商人がウォッカの原型の酒をロシアに持ってきました。宮廷で飲まれたが、珍しいと言うだけで宮廷にも民衆にも不評でした。
1448年〜1474年 ロシア国内でのウォッカ醸造の下地が作られました。これまでは無課税だった全てのアルコール飲料が公国による専売制になりました。
1502年 ロシア製ウォッカがはじめて国外(スウェーデン、バルト海東岸)に輸出されました。
1533年 モスクワではじめてのバーのような飲み屋が開店しました。もちろんメインメニューはウォッカでした。ツァーリ皇帝の行政機関が管理、経営していました。
この頃にはウォッカ(Vodka)と呼ばれるようになっていたようです。
17、18世紀頃は主としてライ麦で作られていましたが、
18世紀後半辺りからトウモロコシやジャガイモも使用されるようになりました。徐々に現在のウォッカに近づいてきました。
ピョートル大帝(1672〜1725)は自身でも蒸留器の改良に積極的でウォッカを愛飲していました。それ以降、ブルジョワ階級及び貴族階級の間でウォッカ消費量が増大し、下層階級にも広まりました。
1765年 エカチェリーナ2世が貴族に対しウォッカ醸造の制限を発表して貴族のウォッカ醸造は無税としましたが、家柄、位によって醸造量を制限しました。
1810年 活性炭濾過による製造が始めて行われました。
セントぺテルスブルグの薬剤師アンドレイ・アルバーノフが炭の吸着などの活性作用を発見し、ピョートル・スミルノフが最初にこれを利用したウォッカを製造しました。これによりクセの無い酒により近づきました。
1819年 アレクサンドル1世により、ウォッカ製造・販売が国家専売になり値段は固定制になり、ロシア国内どこでも同一値段で売られました。
19世紀後半には連続式蒸留機が導入され、よりクリアーですっきりした品質になり、ようやく現在のウォッカが完成されました。
この頃にはウォッカと言えばロシアと思われているように19世紀の帝政ロシア時代には政府の収入の約3割が酒税だったそうです。
しかし、まだまだ世界的にはほとんど知られていませんでした。
1917年 ロシア革命 これ以降亡命した白系ロシア人、ウラジミール、ピエール・スミルノフ(スミノフ)がフランスのパリで製造を開始して西欧にも知られるようになりました。
その後彼はロンドンに移り、ギルビー社のキャムデン タウン蒸留所を指導し、1953年に彼の名を商標としたスミノフ・ウォッカを市場に出した。
アメリカ大陸へは禁酒法の解禁と共に広まり、先程のスミルノフ(スミノフ)の工場に1933年、ロシアからアメリカに亡命していたクネットが訪れました。クネットはアメリカとカナダにおけるスミノフ・ウォッカの製造権と商標権を買い取って帰国して、アメリカ産ウォッカの製造が始まり、アメリカは世界屈指のウォッカ消費国に成長しました。
第二次世界大戦後には日本などの国々でも作られるようになりました。
1980年代後半 ゴルバチョフ書記長がウォッカ、その他アルコール飲料の販売規制をしたため闇ルートで自家製ウォッカの悪質なものが出回り、病気になる人が続出しました。ゴルバチョフ氏が国民に嫌われる一因となりました。
現在はカクテルの広がりと共にウォッカもニュートラルな利点を買われて世界的に知られています。
特に、歴史から分かるようにロシアではウォッカは無くてはならないものなのです。民間療法でも風邪を引いた時などウォッカを飲んだりしているようです。日常生活でも非常に寒い地域なのでウォッカと言うアルコールが必需品なのです。現代医学でも卒中患者には、処方箋としてウォッカがだされているようです。脈管を広げる為らしく、毎日30滴ずつ飲まされているそうです。
■ウォッカの製造方法
原料はトウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦などの穀物です。北欧やロシアの1部の寒冷地ではジャガイモを使用するところもあります。
原料を糖化→発酵→連続式蒸留機でアルコール分85度蚊ら96度のグレーンスピリッツを作ります→それに水を加えてアルコール分40度漢60度に調節します。→白樺の炭層(白樺を燃やして炭にして砕いたもの)で濾過して完成です。
・白樺炭濾過の効用
・蒸留したグレーンスピリッツの刺激成分を除去します。
・微かな芳香を生成します。
・炭からの成分であるアルカリイオンが溶け出してまろやかにします。
・アメリカのウォッカの見解
原料は穀物(ライ・モルトを使用することが多い)でなくともニュートラル・スピリッツ(原料を問わない95度以上で蒸留したスピリッツ)であれば活性炭処理でなくともとにかく濾過(最後には砂を使う事が多い)香り、味、色、クセなどをなくしたものをウォッカとして扱われています。
ライ・モルトを使用することが多い
・EUのウォッカの規制
農作物から得たエチル・アルコールを活性炭処理をして、官能刺激特性を取り除いたものとなっています。
これらから分かるように原料による違いは製品に大きな影響を与えないと言えます。ジンやラムはそれぞれ飲み比べると味の違いを感じますがウォッカは特別なものでも無い限り見分けることはむづかしいです
自分はこの記事を書くにあたって色々調べましたがウォッカはさすがに伝統があるだけに思った以上に奥が深く、まだまだこの程度の内容では薄いような気がしてなりません。バーにおいてもウォッカは重要視されない傾向にあります。
・ウォッカ関連の書籍です。参考にしてはどうでしょうか。
・ウォッカ関連の外部リンクです。
・Asahi ウォッカ機構
・日本語パワーアップサイト ATOK.com
■ウォッカのおいしい飲み方は?
ストレートで飲むなら冷凍庫でキンキンに冷やして飲むのが1番ですね。アルコールは凍らないので心配はいりません。しかし、どろっとした液体になります。バーでもこの方法で提供するのが1番良いでしょう。
他にはオンザロックやカクテルに使用するなど幅広い飲み方があります。
■バーで人気のウォッカは?
カクテルに使うウォッカであればスカイ、スミノフ、ストリチナヤが人気です。味、価格はほとんど同じなのでボトルデザインやネーミングで決めたら良いでしょう。なぜか人気があるのがアブソリュートです。和訳で「まったくその通り」という意味のネーミングとボトルデザインが受けているのかもしれません。価格も少し高めです。
■私のお勧めするウォッカ!
ウォッカは他のお酒に比べて風味の格差が余り無いので「ピュアウォッカ」(フレーバーがついていないウォッカ)ではどれを飲んでもあまりおもしろくありません。ですので飲んで欲しいのがフレーバードウォッカです。色んなフレーバーがあるので楽しめますよ!


☆
スコルピオ ウォッカ 750ml 37.5度 【ウォッカ】 3,150円(税込)
・ベルギー産ウォッカにサソリ(無害の食用なのでそのまま食べれます)をいれた怪しげなウォッカ。


☆
ブラヴォド ブラック ウォッカ 750ml 40度 1,590円(税込)
・ロンドン産の珍しい黒い色のウォッカ。味わいは???。秘密ですが意外です。カクテルに使用すると色の変化がおもしろそうです。


☆
アブソルートペッパーウォッカ 750ml・40度 1,659円(税込)
・スパイシー・カクテルのベースに最適です。かなり刺激があります。このアブソリュートの銘柄は他にもバニラ、カラント(ベリー系)、シトロン(レモン風味でさわやか)などバリエーションが豊富でおもしろいです。
☆
ネミーロフ/ペルツォフカ メドーヴァヤ 500ml 40度 1,029円(税込)
・赤唐辛子、ハチミツ、ハーブの味と香りがブレンドされて、ボトルの中に赤唐辛子が入っています。これも刺激的です。ブラディメアリーに(ウォッカトマトジュース)に使用してみてください。
他にもかなりたくさんの銘柄があります。自分も飲んでいないのが多数です。さすがウォッカは歴史があるだけの事はありますね。
★
ヤフーショッピングでたくさんウォッカがあります!
★
楽天市場で色んなウォッカがあります!
やはりロシアが思い浮かびます。ウォッカはロシアからの外来語で、ロシア語風に言うと「ヴォットカ」と発音します。
ソビエト百科事典によるとウォッカとは「アルコール飲料。活性炭素で加工された水と高純度(40〜56容量%)のアルコールの混合物」と記載されています。
良く無味無臭無色透明のお酒と言われていますがけっしてそういうわけではありません。他のお酒と比べるとそういった傾向が強いというだけです。
原料は穀物で、最後に白樺の炭で濾過するのが特徴です。
確かにクセはなくエチルアルコール以外の成分は水を除けばほとんどありません。
アルコール度数が高いと思われがちですが(自分も強いお酒と言えばウォッカだと思っていました)そうではありません。だいたいが40度前後です。これは他の蒸留酒と同じです。
クセがないので最近ではカクテルベースにかなり用いられています。
2002年でロシアがウォッカを輸出し始めて記念すべき500年目でした。さすがに古いですね。最近のウォッカのロシア年間消費量は1億2000万デカリットルにも達しています。
■ウォッカの歴史
始まりは不明です。いつごろどのような形で飲まれていたかは定かではありません。分かっていることは現在のようなクセのないウォッカになったのはだいぶあとになってからです。
未確定の説から追って行きましょう。
11世紀頃 ポーランド
12世紀頃 ロシアで農民の間で飲まれていました。
はっきりした記録がありませんが12世紀頃には生まれていたようです。これが本当だとするとウィスキーやブランデーよりも歴史が古く、ヨーロッパで最初に出来た蒸留酒と言えます。これは驚きですね。ロシアの隣国のポーランドも出てきましたがこちらもウォッカの起源を主張しています。
始めて記録に残ったのが、
1283年〜1547年 モスクワ公国の記録
しかし、当時のウォッカは現在のものとは大きく違っていたようです。原料である新大陸産のトウモロコシやジャガイモがなかったので、おそらく、ライ麦のビールか、蜂蜜のミードを蒸留していたのではないかと推測されます。この蒸留された酒はジィズネーニャ・ワダ(ヴァダー)(Zhiznennia Voda)と呼ばれていました。これがワダ、ヴァダー(水)と省略される形の愛称系(ロシア語には愛称形という変化形があり、日本語で言う「ちゃん付け」が何にでもできるのです。)
1543年 ポーランドでも文献が残っています。
ステファン・ファミルツ著「草とその特性について」
「ウォッカは、加熱または蒸留され、草や香味料を加えられ、ないしは草と花の混合物、その他の香味料の混合物を加えられて造られる。果物、梨、杜松、月桂樹から造られることもある。」と記載されています。
ポーランド語で水を意味する、ヴォーダに由来し、16世紀頃には、植物をベースとした薬類(少量のアルコールを含む)の意味があったようです。
また、それと同時代にはポーランドでは「ゴルザルカ」と呼ばれる蒸留酒が作られていました。
各領主は蒸留器を所有し、農民たちに酒を売っていました。17世紀になると、ゴルサルカ製造で3つの都市が有名になりました。
クラクフ、ポズナニ、グダニスクです。特にグダニスク(ダンチヒ)は北部の港湾都市ですが1620年頃、公式の蒸留所だけでも68箇所あり、18世紀になると「ウォッカ」という呼称で統一されてきました。
グダニスクでは、蒸留所の事業が活発なために、燃料用材木の不足や、材木価格の高騰が起きました。
ここから先はロシアウォッカの歴史を見ていきます。
14世紀末 イタリアのジェノア商人がウォッカの原型の酒をロシアに持ってきました。宮廷で飲まれたが、珍しいと言うだけで宮廷にも民衆にも不評でした。
1448年〜1474年 ロシア国内でのウォッカ醸造の下地が作られました。これまでは無課税だった全てのアルコール飲料が公国による専売制になりました。
1502年 ロシア製ウォッカがはじめて国外(スウェーデン、バルト海東岸)に輸出されました。
1533年 モスクワではじめてのバーのような飲み屋が開店しました。もちろんメインメニューはウォッカでした。ツァーリ皇帝の行政機関が管理、経営していました。
この頃にはウォッカ(Vodka)と呼ばれるようになっていたようです。
17、18世紀頃は主としてライ麦で作られていましたが、
18世紀後半辺りからトウモロコシやジャガイモも使用されるようになりました。徐々に現在のウォッカに近づいてきました。
ピョートル大帝(1672〜1725)は自身でも蒸留器の改良に積極的でウォッカを愛飲していました。それ以降、ブルジョワ階級及び貴族階級の間でウォッカ消費量が増大し、下層階級にも広まりました。
1765年 エカチェリーナ2世が貴族に対しウォッカ醸造の制限を発表して貴族のウォッカ醸造は無税としましたが、家柄、位によって醸造量を制限しました。
1810年 活性炭濾過による製造が始めて行われました。
セントぺテルスブルグの薬剤師アンドレイ・アルバーノフが炭の吸着などの活性作用を発見し、ピョートル・スミルノフが最初にこれを利用したウォッカを製造しました。これによりクセの無い酒により近づきました。
1819年 アレクサンドル1世により、ウォッカ製造・販売が国家専売になり値段は固定制になり、ロシア国内どこでも同一値段で売られました。
19世紀後半には連続式蒸留機が導入され、よりクリアーですっきりした品質になり、ようやく現在のウォッカが完成されました。
この頃にはウォッカと言えばロシアと思われているように19世紀の帝政ロシア時代には政府の収入の約3割が酒税だったそうです。
しかし、まだまだ世界的にはほとんど知られていませんでした。
1917年 ロシア革命 これ以降亡命した白系ロシア人、ウラジミール、ピエール・スミルノフ(スミノフ)がフランスのパリで製造を開始して西欧にも知られるようになりました。
その後彼はロンドンに移り、ギルビー社のキャムデン タウン蒸留所を指導し、1953年に彼の名を商標としたスミノフ・ウォッカを市場に出した。
アメリカ大陸へは禁酒法の解禁と共に広まり、先程のスミルノフ(スミノフ)の工場に1933年、ロシアからアメリカに亡命していたクネットが訪れました。クネットはアメリカとカナダにおけるスミノフ・ウォッカの製造権と商標権を買い取って帰国して、アメリカ産ウォッカの製造が始まり、アメリカは世界屈指のウォッカ消費国に成長しました。
第二次世界大戦後には日本などの国々でも作られるようになりました。
1980年代後半 ゴルバチョフ書記長がウォッカ、その他アルコール飲料の販売規制をしたため闇ルートで自家製ウォッカの悪質なものが出回り、病気になる人が続出しました。ゴルバチョフ氏が国民に嫌われる一因となりました。
現在はカクテルの広がりと共にウォッカもニュートラルな利点を買われて世界的に知られています。
特に、歴史から分かるようにロシアではウォッカは無くてはならないものなのです。民間療法でも風邪を引いた時などウォッカを飲んだりしているようです。日常生活でも非常に寒い地域なのでウォッカと言うアルコールが必需品なのです。現代医学でも卒中患者には、処方箋としてウォッカがだされているようです。脈管を広げる為らしく、毎日30滴ずつ飲まされているそうです。
■ウォッカの製造方法
原料はトウモロコシ、小麦、大麦、ライ麦などの穀物です。北欧やロシアの1部の寒冷地ではジャガイモを使用するところもあります。
原料を糖化→発酵→連続式蒸留機でアルコール分85度蚊ら96度のグレーンスピリッツを作ります→それに水を加えてアルコール分40度漢60度に調節します。→白樺の炭層(白樺を燃やして炭にして砕いたもの)で濾過して完成です。
・白樺炭濾過の効用
・蒸留したグレーンスピリッツの刺激成分を除去します。
・微かな芳香を生成します。
・炭からの成分であるアルカリイオンが溶け出してまろやかにします。
・アメリカのウォッカの見解
原料は穀物(ライ・モルトを使用することが多い)でなくともニュートラル・スピリッツ(原料を問わない95度以上で蒸留したスピリッツ)であれば活性炭処理でなくともとにかく濾過(最後には砂を使う事が多い)香り、味、色、クセなどをなくしたものをウォッカとして扱われています。
ライ・モルトを使用することが多い
・EUのウォッカの規制
農作物から得たエチル・アルコールを活性炭処理をして、官能刺激特性を取り除いたものとなっています。
これらから分かるように原料による違いは製品に大きな影響を与えないと言えます。ジンやラムはそれぞれ飲み比べると味の違いを感じますがウォッカは特別なものでも無い限り見分けることはむづかしいです
自分はこの記事を書くにあたって色々調べましたがウォッカはさすがに伝統があるだけに思った以上に奥が深く、まだまだこの程度の内容では薄いような気がしてなりません。バーにおいてもウォッカは重要視されない傾向にあります。
・ウォッカ関連の書籍です。参考にしてはどうでしょうか。
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・ウォッカ関連の外部リンクです。
・Asahi ウォッカ機構
・日本語パワーアップサイト ATOK.com
■ウォッカのおいしい飲み方は?
ストレートで飲むなら冷凍庫でキンキンに冷やして飲むのが1番ですね。アルコールは凍らないので心配はいりません。しかし、どろっとした液体になります。バーでもこの方法で提供するのが1番良いでしょう。
他にはオンザロックやカクテルに使用するなど幅広い飲み方があります。
■バーで人気のウォッカは?
カクテルに使うウォッカであればスカイ、スミノフ、ストリチナヤが人気です。味、価格はほとんど同じなのでボトルデザインやネーミングで決めたら良いでしょう。なぜか人気があるのがアブソリュートです。和訳で「まったくその通り」という意味のネーミングとボトルデザインが受けているのかもしれません。価格も少し高めです。
■私のお勧めするウォッカ!
ウォッカは他のお酒に比べて風味の格差が余り無いので「ピュアウォッカ」(フレーバーがついていないウォッカ)ではどれを飲んでもあまりおもしろくありません。ですので飲んで欲しいのがフレーバードウォッカです。色んなフレーバーがあるので楽しめますよ!
☆
・ベルギー産ウォッカにサソリ(無害の食用なのでそのまま食べれます)をいれた怪しげなウォッカ。
☆
・ロンドン産の珍しい黒い色のウォッカ。味わいは???。秘密ですが意外です。カクテルに使用すると色の変化がおもしろそうです。
☆
・スパイシー・カクテルのベースに最適です。かなり刺激があります。このアブソリュートの銘柄は他にもバニラ、カラント(ベリー系)、シトロン(レモン風味でさわやか)などバリエーションが豊富でおもしろいです。
☆
・赤唐辛子、ハチミツ、ハーブの味と香りがブレンドされて、ボトルの中に赤唐辛子が入っています。これも刺激的です。ブラディメアリーに(ウォッカトマトジュース)に使用してみてください。
他にもかなりたくさんの銘柄があります。自分も飲んでいないのが多数です。さすがウォッカは歴史があるだけの事はありますね。
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