ニュース論評
「スコッチ黄金時代 新興諸国で消費拡大
3月1日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
新興経済国BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)での消費拡大を背景に、スコッチウイスキー市場が急成長している。黄金時代到来と見た酒造世界最大手、英ディアジオ・グループは1億ポンド(1ポンドは約240円)の大規模な増産投資を決定。この一方、老舗メーカーがインド資本の買収の標的にされるなど再編の動きも出始めた。(佐藤健二)
■最大手240億円投資、増産
ディアジオは2月中旬、スコットランドで「ジョニーウォーカー」などのグレーンウイスキーを製造する工場の拡張と、英最大となるモルトウイスキー工場の建設にそれぞれ4000万ポンド、瓶詰工場に2000万ポンドを投資する計画を発表した。
英紙インディペンデント(電子版)などによると、スコッチウイスキーメーカーは1970〜80年代に需給が軟化し、多くの醸造施設が整理に追い込まれた苦い経験から新規投資には慎重姿勢を続けてきた。ディアジオの総額1億ポンドの投資は、スコッチウイスキー向けでは過去20年で最大規模となり、風向きが変わったことを印象づけた。
ディアジオの強気の投資計画は世界需要の急拡大を当て込んだものだ。
同紙によると、同社のウオルシュ最高経営責任者は、1晩で5パイントのビールを飲んだ中高年世代から3パイントしか飲まない若年世代にアルコール消費の主役が交代していると指摘。北米でも健康志向の高まりや酒税引き上げの影響で中高年層の消費減退が予想されるなかで、BRICs4カ国やメキシコなどでの消費が急増している。
≪対中輸出46倍≫
スコッチウイスキー協会(SWA)の最新の統計によると、2005年の輸出総額は前年比4%増加し、史上最高水準の23億ポンド台を記録した。なかでも2000年時点で100万ポンドにすぎなかった対中輸出は05年に46倍の4600万ポンドへと突出した伸びを示した。
05年の対印輸出も前年比89%増の2500万ポンドへと倍近く増えたが、インド市場でのシェアはなお1%にすぎない。
SWAは昨年11月、中国を訪問し、「スコッチウイスキー」の商標を不正使用した製品の排除を要請。インドには欧州連合(EU)が550%という輸入酒に対する高関税が世界貿易機関(WTO)ルールに違反しているとしてWTOに提訴した。両国での知的所有権保護や不公正貿易是正が進めば市場拡大と相まって両国向け輸出は一段と弾みがつく。
≪印資本、買収へ≫
この一方で、スコッチウイスキーの将来性に目を付け、本場企業の買収に乗り出す新興国資本も現れた。
英公共放送BBC(電子版)は、印ビール最大手「キングフィッシャー・ビール」や航空会社を経営する印実業家、ビジェイ・マラヤ氏が老舗ブランド「ホワイトアンドマッケイ」(グラスゴー)を5億5000万ポンドで買収する話し合いが近く合意に達する見通しだと報じた。買収により高関税を回避しインド市場を制覇することを視野に入れたものとみられる。
スコッチウイスキー市場の拡大が、国際的な酒造業界の再編を加速させるのは確実な情勢だ。」
私の論評
今まで発展途上国(でなくても物価の安い国)では非常に目覚しい発展をしていると実感しています。
東南アジアではほんの数年前に比べて物価は高くなっており、生活水準も上がってきておりインドや中国に代表されるように富豪層が厚みを増している感じがします。
中国人のツアー客をたくさん見かけます。また、インド人中国人は東南アジア諸国のどこでも根付いており経済を支配しています。
また、一般庶民も今までは地酒やビールが主流でしたが洋酒やカクテルも身近に楽しむようになってきているのが現状です。
そういった意味でこの記事で述べている数字は事実だと信じざるをえないです。
そしてインドの実業化の買収劇は成功を収めると思います。
最後の記事のインドの会社が「ホワイトアンドマッコイ」を買収するというのは何にも驚きはしません。
最近の世界長者番付に日本以上の結果を出しています。全体としてはまだまだ日本が格段に勝っていますが富裕層はインドが上なのです。
上位100位以内に日本人が入っていないのです。インド人は数人ランクインしています。ちなみに日本人1位はソフトバンクの孫氏です。私のような一般日本人からするとあの孫氏でさえ100位「以外」と言われると不安になってしまいます。
また、為替レートも日本円が非常に弱まってきている感じがします。
東南アジア諸国でもレートが悪いと痛感しています。
これは日本経済の危機を感じます。
問題は色々あると思いますがここでは述べません。
これからますますウィスキーなどの洋酒の需要だけではなく、今までカクテルや他国のお酒を飲まなかった・関心がなかった国々の人々の需要が増えるのでその点は楽しみです。
カクテルの国際大会にも新たなアジアやアフリカの風が吹き込んでくるでしょう。
今でさえ日本ではたくさんの種類のお酒を買うことはできますがまだまだというのが現状です。それも今後は更にグローバル化しそうな気がします。
以上
「スコッチ黄金時代 新興諸国で消費拡大
3月1日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ
新興経済国BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)での消費拡大を背景に、スコッチウイスキー市場が急成長している。黄金時代到来と見た酒造世界最大手、英ディアジオ・グループは1億ポンド(1ポンドは約240円)の大規模な増産投資を決定。この一方、老舗メーカーがインド資本の買収の標的にされるなど再編の動きも出始めた。(佐藤健二)
■最大手240億円投資、増産
ディアジオは2月中旬、スコットランドで「ジョニーウォーカー」などのグレーンウイスキーを製造する工場の拡張と、英最大となるモルトウイスキー工場の建設にそれぞれ4000万ポンド、瓶詰工場に2000万ポンドを投資する計画を発表した。
英紙インディペンデント(電子版)などによると、スコッチウイスキーメーカーは1970〜80年代に需給が軟化し、多くの醸造施設が整理に追い込まれた苦い経験から新規投資には慎重姿勢を続けてきた。ディアジオの総額1億ポンドの投資は、スコッチウイスキー向けでは過去20年で最大規模となり、風向きが変わったことを印象づけた。
ディアジオの強気の投資計画は世界需要の急拡大を当て込んだものだ。
同紙によると、同社のウオルシュ最高経営責任者は、1晩で5パイントのビールを飲んだ中高年世代から3パイントしか飲まない若年世代にアルコール消費の主役が交代していると指摘。北米でも健康志向の高まりや酒税引き上げの影響で中高年層の消費減退が予想されるなかで、BRICs4カ国やメキシコなどでの消費が急増している。
≪対中輸出46倍≫
スコッチウイスキー協会(SWA)の最新の統計によると、2005年の輸出総額は前年比4%増加し、史上最高水準の23億ポンド台を記録した。なかでも2000年時点で100万ポンドにすぎなかった対中輸出は05年に46倍の4600万ポンドへと突出した伸びを示した。
05年の対印輸出も前年比89%増の2500万ポンドへと倍近く増えたが、インド市場でのシェアはなお1%にすぎない。
SWAは昨年11月、中国を訪問し、「スコッチウイスキー」の商標を不正使用した製品の排除を要請。インドには欧州連合(EU)が550%という輸入酒に対する高関税が世界貿易機関(WTO)ルールに違反しているとしてWTOに提訴した。両国での知的所有権保護や不公正貿易是正が進めば市場拡大と相まって両国向け輸出は一段と弾みがつく。
≪印資本、買収へ≫
この一方で、スコッチウイスキーの将来性に目を付け、本場企業の買収に乗り出す新興国資本も現れた。
英公共放送BBC(電子版)は、印ビール最大手「キングフィッシャー・ビール」や航空会社を経営する印実業家、ビジェイ・マラヤ氏が老舗ブランド「ホワイトアンドマッケイ」(グラスゴー)を5億5000万ポンドで買収する話し合いが近く合意に達する見通しだと報じた。買収により高関税を回避しインド市場を制覇することを視野に入れたものとみられる。
スコッチウイスキー市場の拡大が、国際的な酒造業界の再編を加速させるのは確実な情勢だ。」
私の論評
今まで発展途上国(でなくても物価の安い国)では非常に目覚しい発展をしていると実感しています。
東南アジアではほんの数年前に比べて物価は高くなっており、生活水準も上がってきておりインドや中国に代表されるように富豪層が厚みを増している感じがします。
中国人のツアー客をたくさん見かけます。また、インド人中国人は東南アジア諸国のどこでも根付いており経済を支配しています。
また、一般庶民も今までは地酒やビールが主流でしたが洋酒やカクテルも身近に楽しむようになってきているのが現状です。
そういった意味でこの記事で述べている数字は事実だと信じざるをえないです。
そしてインドの実業化の買収劇は成功を収めると思います。
最後の記事のインドの会社が「ホワイトアンドマッコイ」を買収するというのは何にも驚きはしません。
最近の世界長者番付に日本以上の結果を出しています。全体としてはまだまだ日本が格段に勝っていますが富裕層はインドが上なのです。
上位100位以内に日本人が入っていないのです。インド人は数人ランクインしています。ちなみに日本人1位はソフトバンクの孫氏です。私のような一般日本人からするとあの孫氏でさえ100位「以外」と言われると不安になってしまいます。
また、為替レートも日本円が非常に弱まってきている感じがします。
東南アジア諸国でもレートが悪いと痛感しています。
これは日本経済の危機を感じます。
問題は色々あると思いますがここでは述べません。
これからますますウィスキーなどの洋酒の需要だけではなく、今までカクテルや他国のお酒を飲まなかった・関心がなかった国々の人々の需要が増えるのでその点は楽しみです。
カクテルの国際大会にも新たなアジアやアフリカの風が吹き込んでくるでしょう。
今でさえ日本ではたくさんの種類のお酒を買うことはできますがまだまだというのが現状です。それも今後は更にグローバル化しそうな気がします。
以上

