バーテンダー業務をするにあたって、重要な事の一つに記憶をするということがあります。他の仕事以上にバーテンダーと言う職業は記憶力と言うものは能力の一つになります。
カクテルのレシピやお酒を覚えるのはそれほど大したことではありません。
高校や大学受験に比べれば微々たる物です。
これは言い過ぎましたが突き詰めると膨大な量になりますが業務に必要な知識と言うことです。
■記憶しなければならこと
お客様の顔と好み(以前の来店時に注文した飲み物や料理)
これは非常に重要です。お客様は自分が覚えられると喜ばれる方が多いです。
もし、それを気にするお客様が来店して、忘れられていたら不機嫌になってしまう恐れもあります。
こちらが覚えていたことにより更にリピーターになってくれる可能性もありますし、
こちらも対応がしやすくなり良いサービスを提供できます。
また好みの味や必ず飲むお酒を覚えていたら更に喜ばれるでしょうし、
こちらもさっとすぐに準備ができます。
また、違ったカクテルをお勧めすることもできコミニケーションの幅が広がります。
オーダー(注文)
これはホールスタッフにも言える事ですがオーダーをどれだけ記憶できるかで
仕事がかなり早くスムーズになります。
バーテンダーの場合は忙しいピークタイムの時はかなり違ってきます。
オーダーを作りながらオーダーを伺う場面も多くあります。
数多くのオーダーをスムーズにこなすには記憶することは必要です。
ホールスタッフもいくつかのテーブルで連続してオーダーを取った場合や手がふさがっている
状態でオーダーを取った場合などはメモできなかったりハンディー(オーダーを
コンピューターで打ち込む機械)が打てなかったりします。
そこで後から思い出そうとしても思い出せなかった場合はもう一度お客様に確認しに行きます。
すごい時間のロスですし、お客様からの信用も失ってしまうかもわかりません。
そうこうしているうちに全体がうまく機能しなくなります。(回らなくなります。)
ハンディーと先程言いましたが「ポス」とも呼んでいたこともありました。
正式名称はわかりません。
ここで少し「ハンディ」のことを話します。これは大きい店舗では必需品です。
何がいくつ売れた・時間帯別の売り上げなど数字の管理はすべてコンピューターがやって
くれますし、早く打てるようになったら遠くに離れていても調理場やバーカウンターに
オーダーがすぐに届けられます。これを見ながら料理やお酒が作れます。
テーブル番号も書いてあります。料理の順番も指定できます。
また、届いたオーダー用紙には小さい紙が付いておりそれにも同じ内容が書いており
運ぶのに便利です。そして、元のオーダー用紙は伝票として使えバインダーに
挟むだけで完成します。値段も計算されておりお客様も確認でき安心できます。
これの使い方は簡単ですがメニューが多い店はどこにどのキーがあるかを覚えるのが大変です。
また、故障などのコンピューターならではのデメリットもあります。
私は最高16個のオーダーを記憶したことがあります。
当時のお店はハンディーがあったのですがたまたま持っていなくて大したことないだろうと
伺ったところ次々に注文を受けてしまったのです。
メモも持っていませんでしたので途中からどうしようと焦り、
1度退散しようかとも思いましたがこれは自分への挑戦だと思いなんとか乗り切りました。
お客様も喜んでくれて良かったです。正直ほっとしました。
その他
他には今日は何が多く出たか、ストックはどれだけあるか、
後回しにしたやらなければならない事などたくさんあります。
初めはまったく覚えられませんでしたが最近は慣れたせいもあり、
だいぶ記憶できるようになりました。これは日常生活にも役に立っているかもわかりませんね。

