シェーカーの持ち方は以前記事にしましたがシェーカーの振り方によって持ち方も変わってくるでしょう。
■シェーカーの振り方
シェーカーの振り方も自由です。しかしお店によって統一されていたり(上田和男さんのTENDERはスタッフ全員が有名な3段振りを完璧に実践していました)、上司よって・お店の雰囲気によってある程度限定されたりします。(高級ホテルでは変わった目立つ振り方は出来ない場合もありますね)
さて初めに基本の2段ぶり(又は1段ぶり)をマスターしましょう。
・1段振り
1、胸の前で構える(構えるときは右利きの方は少し右の位置の方が振りやすい場合があります)
2、少し先っぽを下に落とす感覚でまっすぐ前に突き出す
3、少し先っぽを上に跳ね上げる感覚で構えた元の位置に戻す
慣れるまではゆっくり大きく動かしましょう。慣れてきたら徐々に早くしてリズミカルに振りましょう。そうすると振る幅も自然と狭まってきます。
・2段振り
1段振りができたら二段に挑戦しましょう。1段振りの動作に斜め45度下にも動作を加えた形です。リズミカルに振るのがなかなか難しいです。上の時は脇を空けて下の時は脇を閉めましょう。そうすると見た目もやわらかく見えますし振りやすくもなります。
まずはここまでをできるようになりましょう。これから先はあなたのオリジナルのシェーキングをして下さい。(まぁこのままでもOKですが)。自分は二段振りをマスターするのになかなか苦労しました。しかし器用な方はすぐにできるようになります。
■シェーキングの注意事項
よく8の字を意識しろと言われますがこれはおそらくシェーカー内の氷の動きの事でしょう。(すみません!)シェーカー内で8の字に氷が動くと1番効率的なのです。冷え具合、混ざり具合など。
シェーク時の姿勢は正しく、体に力を入れすぎず、背筋を伸ばして、アゴを引き、お客さんから横か斜めに見える位置で(もし途中で中身が散乱した場合は液体がかかってしまいます)、振っているとき怖い顔の方が多いのでスマイルでお願いします。
■シェークの回数
通常の目安は15回前後です。つまり2段の場合は7・8セットです。シェーカーがキンキンに冷えたのが見た目にもわかりますし、手にも伝わってきます。混ざりにくい材料の場合は少し長い目にして下さい。
ハードシェークの場合はさらに長めにシェークします。これは慣れてきたら挑戦しましょう。慣れる前にやると中身の氷が溶けてしまって水気が多く(水っぽく)なってしまうのです。
■他のシェーカーの振り方の紹介
・三段振り
シェークを始めるスタート位置ですが三段に振るために胸より少し上からです。顔の辺りがやりやすいです。
三段振りは上下のシェーカーが動く幅が広くなるため確実に胸元の1点に振った後のシェーカーを戻す必要はありません。1回づつの振りを独立させて上・中・下・中・上と移動します。んーわかりますか?
2段振りと同様に腕の開閉をうまくしましょう。
二段振りよりも難しいです。3点を順番に突いて行く感じです。三段になるためどうしてもリズムが取れないのです。ゆっくりだとできますが少し早くするとリズムが取れず同じ所(点)を2回振ってしまったりします。
私はマスターするまでに苦労しました。初めて三段振りを見たときは衝撃がありました。すごい迫力なのです。バーテンダーを始めて半年ぐらいたってから見たのです。そこから自分も教わりながら練習し始めました。2,3ヶ月で形になりました。
・片手振り
小さいシェーカーは片手でも持てますね。片手で持って手首を横に回転させながら腕を大きく好きな方向に動かしたりします。シックでオーセンティックなバーではできないですねー。カクテルの味は落ちます。
・上に向かって振る
これは良く見かける振り方です。顔の横から斜め上に向かって振るのです。個人的にはあまり好きではありません。目立つのでいいかもわかりませんが・・・
・下から上のシェーキング、ソフトシェーク!
これは1人しか見た事がありません。一見普通に二段で振っているように見えますが良く見ると少し違うのです。話を聞くとかなり奥が深かったのです。
通常のシェーキングは上から下へという感覚で振りますがこれは逆に下から上へという感覚です。
この方がいうには通常の2段振りでは80%の味にしか仕上がらないそうです。自分は味音痴であまりこだわらないのですが、この方はより100%にちかずけるためにこの方法を取っているようです。文章で説明するのは難しいですが出来る範囲でやってみますね。
1、腕(脇)を広げた状態で胸の少し下辺りでシェーカーが少し前方に位置するように構えます。
2、脇を閉めながら前方にあったシェーカーを胸元に引き寄せます。そうすると自然に(脇を閉めながらなので)シェーカーに回転を与えます。
3、そこから胸より少し上でチョコンと1回振ります。
4、そのあと逆の行程で(1)の構えた位置まで戻します。この動作を連続して素早く行えば完成です。
★このシェーキングでカクテルを作るとやさしい味に仕上がるそうです。ハードシェークの真逆にあたりますね。ソフトシェークです!
実はこの方が開発したのではないそうです。教えてもらったそうです。はじめはこの方も二段で振っていたそうです。自分も教えてもらいましたがなかなか覚えが早いと誉められました。
■私のシェイク
私のシェイクはちょっと変わっています。たまに笑われてしまいます。まぁあえて言うと4段振りです。胸の少し上ぐらいで菱形(ヒシガタ)の頂点を突いて行きます。ぱっと見ると円を描いているように見えます。
このシェーキングのよさはとにかく中身の材料が良く混ざる事、見た目のインパクトを与えられる事です。通常のシェークだと縦への回転しかありませんが同時に横への回転も与える事ができるのです。また、私のシェークもハードでロングシェークです。
★ハードシェークの良さはなんと言ってもカクテルの表面に小さな氷のチップを浮かべられる事です。しかし元祖ハードシェークの上田 和男氏は1番重要なのは気泡だとおっしゃっています。あと見た目も豪快でいいですね。ハードシェークについては後述します。シェーキングだけでなく材料なども気をつけなければ水っぽく(水気が多くなってしまいます)。
このスタイルを確立するのに1年ほど試行錯誤をしました。色んな方に「今まで変わったシェークを見た事がありますか?」「あなたのシェークの理論は?」と質問をして現在に至りました。自分は見た目にインパクトを与え、なおかついい味に仕上げたかったのです。あるとき横に振っている人がいると聞いて確かにシェーカーは丸みを帯びているので横への回転もいいかもと思い、そこで縦と横を同時にできないかと考えたのです。
みなさんもあなた独自のオリジナルシェークを開発してみましょう。おもしろいですよ!
このブログの関連記事
・シェークについて(1)シェーカーの材質とシェークする理由
・シェークについて(2)シェーカーの形・サイズ
ここでは■バロンカクテルシェーカーのシェーキング方法(振り方)も紹介しています。
・シェークのおもしろさ
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■シェーカーの振り方
シェーカーの振り方も自由です。しかしお店によって統一されていたり(上田和男さんのTENDERはスタッフ全員が有名な3段振りを完璧に実践していました)、上司よって・お店の雰囲気によってある程度限定されたりします。(高級ホテルでは変わった目立つ振り方は出来ない場合もありますね)
さて初めに基本の2段ぶり(又は1段ぶり)をマスターしましょう。
・1段振り
1、胸の前で構える(構えるときは右利きの方は少し右の位置の方が振りやすい場合があります)
2、少し先っぽを下に落とす感覚でまっすぐ前に突き出す
3、少し先っぽを上に跳ね上げる感覚で構えた元の位置に戻す
慣れるまではゆっくり大きく動かしましょう。慣れてきたら徐々に早くしてリズミカルに振りましょう。そうすると振る幅も自然と狭まってきます。
・2段振り
1段振りができたら二段に挑戦しましょう。1段振りの動作に斜め45度下にも動作を加えた形です。リズミカルに振るのがなかなか難しいです。上の時は脇を空けて下の時は脇を閉めましょう。そうすると見た目もやわらかく見えますし振りやすくもなります。
まずはここまでをできるようになりましょう。これから先はあなたのオリジナルのシェーキングをして下さい。(まぁこのままでもOKですが)。自分は二段振りをマスターするのになかなか苦労しました。しかし器用な方はすぐにできるようになります。
■シェーキングの注意事項
よく8の字を意識しろと言われますがこれはおそらくシェーカー内の氷の動きの事でしょう。(すみません!)シェーカー内で8の字に氷が動くと1番効率的なのです。冷え具合、混ざり具合など。
シェーク時の姿勢は正しく、体に力を入れすぎず、背筋を伸ばして、アゴを引き、お客さんから横か斜めに見える位置で(もし途中で中身が散乱した場合は液体がかかってしまいます)、振っているとき怖い顔の方が多いのでスマイルでお願いします。
■シェークの回数
通常の目安は15回前後です。つまり2段の場合は7・8セットです。シェーカーがキンキンに冷えたのが見た目にもわかりますし、手にも伝わってきます。混ざりにくい材料の場合は少し長い目にして下さい。
ハードシェークの場合はさらに長めにシェークします。これは慣れてきたら挑戦しましょう。慣れる前にやると中身の氷が溶けてしまって水気が多く(水っぽく)なってしまうのです。
■他のシェーカーの振り方の紹介
・三段振り
シェークを始めるスタート位置ですが三段に振るために胸より少し上からです。顔の辺りがやりやすいです。
三段振りは上下のシェーカーが動く幅が広くなるため確実に胸元の1点に振った後のシェーカーを戻す必要はありません。1回づつの振りを独立させて上・中・下・中・上と移動します。んーわかりますか?
2段振りと同様に腕の開閉をうまくしましょう。
二段振りよりも難しいです。3点を順番に突いて行く感じです。三段になるためどうしてもリズムが取れないのです。ゆっくりだとできますが少し早くするとリズムが取れず同じ所(点)を2回振ってしまったりします。
私はマスターするまでに苦労しました。初めて三段振りを見たときは衝撃がありました。すごい迫力なのです。バーテンダーを始めて半年ぐらいたってから見たのです。そこから自分も教わりながら練習し始めました。2,3ヶ月で形になりました。
・片手振り
小さいシェーカーは片手でも持てますね。片手で持って手首を横に回転させながら腕を大きく好きな方向に動かしたりします。シックでオーセンティックなバーではできないですねー。カクテルの味は落ちます。
・上に向かって振る
これは良く見かける振り方です。顔の横から斜め上に向かって振るのです。個人的にはあまり好きではありません。目立つのでいいかもわかりませんが・・・
・下から上のシェーキング、ソフトシェーク!
これは1人しか見た事がありません。一見普通に二段で振っているように見えますが良く見ると少し違うのです。話を聞くとかなり奥が深かったのです。
通常のシェーキングは上から下へという感覚で振りますがこれは逆に下から上へという感覚です。
この方がいうには通常の2段振りでは80%の味にしか仕上がらないそうです。自分は味音痴であまりこだわらないのですが、この方はより100%にちかずけるためにこの方法を取っているようです。文章で説明するのは難しいですが出来る範囲でやってみますね。
1、腕(脇)を広げた状態で胸の少し下辺りでシェーカーが少し前方に位置するように構えます。
2、脇を閉めながら前方にあったシェーカーを胸元に引き寄せます。そうすると自然に(脇を閉めながらなので)シェーカーに回転を与えます。
3、そこから胸より少し上でチョコンと1回振ります。
4、そのあと逆の行程で(1)の構えた位置まで戻します。この動作を連続して素早く行えば完成です。
★このシェーキングでカクテルを作るとやさしい味に仕上がるそうです。ハードシェークの真逆にあたりますね。ソフトシェークです!
実はこの方が開発したのではないそうです。教えてもらったそうです。はじめはこの方も二段で振っていたそうです。自分も教えてもらいましたがなかなか覚えが早いと誉められました。
■私のシェイク
私のシェイクはちょっと変わっています。たまに笑われてしまいます。まぁあえて言うと4段振りです。胸の少し上ぐらいで菱形(ヒシガタ)の頂点を突いて行きます。ぱっと見ると円を描いているように見えます。
このシェーキングのよさはとにかく中身の材料が良く混ざる事、見た目のインパクトを与えられる事です。通常のシェークだと縦への回転しかありませんが同時に横への回転も与える事ができるのです。また、私のシェークもハードでロングシェークです。
★ハードシェークの良さはなんと言ってもカクテルの表面に小さな氷のチップを浮かべられる事です。しかし元祖ハードシェークの上田 和男氏は1番重要なのは気泡だとおっしゃっています。あと見た目も豪快でいいですね。ハードシェークについては後述します。シェーキングだけでなく材料なども気をつけなければ水っぽく(水気が多くなってしまいます)。
このスタイルを確立するのに1年ほど試行錯誤をしました。色んな方に「今まで変わったシェークを見た事がありますか?」「あなたのシェークの理論は?」と質問をして現在に至りました。自分は見た目にインパクトを与え、なおかついい味に仕上げたかったのです。あるとき横に振っている人がいると聞いて確かにシェーカーは丸みを帯びているので横への回転もいいかもと思い、そこで縦と横を同時にできないかと考えたのです。
みなさんもあなた独自のオリジナルシェークを開発してみましょう。おもしろいですよ!
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