
バーテンダーはただお酒やカクテルに詳しくて美味くスピーディーに作れたらいいという事ではありません。
そのような調理技術者であるとともに接客技術者であることも重要です。
むしろ接客技術者である方が難しく私は重点を置きます。
というのは調理技術者は学習や経験により上達させることが明確です。(もちろん奥は深いです)
接客・サービスは明確な学習方法も無く、絶対的な目標もありません。
現代はバーに来店するお客様は様々なニーズを求めてやってきます。
そして、お酒を楽しむ場所なので様々な場面で的確に柔軟に対応しなければなりません。
だからこそ非常に難しいのです。
基本の心得は「ホスピタリティー」の精神を持つことです。
バーカウンターに立つと慣れるまでは緊張してしまいがちです。
それに初対面のお客様と対面しなければなりません。
こちらが緊張するとお客様も緊張するかもわかりません。
テーブル席のようにそこから離れることはできません。なかなか気まずい状況です。
何を話していいかもわかりません。おそらくお客様も気まずい思いをしているでしょう。
これでは失格です。
今、お客様が何を望んでいてどうして欲しいかどうしたら喜んでもらえるかを常に考えて行動しなければなりません。
それは自分がお客様の立場だったらどうなのか?ということを考えると見えてくるかもわかりません。また、経験・慣れもあります。
これはお客様だけではなく、仲間のスタッフに対してもそうするべきだと思います。
私の経験では上記の基本業務(調理技術者と接客技術者)をバランスよく兼ね備えたバーテンダーがあまりいないように感じます。
どちらかというと接客技術が足りないように思います。
調理技術があり知識が豊富な方は多いです。
私自身もまだまだ未熟で毎日反省の連続です。
ホスピタリティーの精神だけは胸に刻んでおきましょう。
さて、バーテンダーの基本業務ですが、簡単に1日の行動を辿ってみましょう。
仮に小さいお店で少人数での営業という設定にします。
1、出勤して着替える
2、掃除(屋外、フロア、トイレなども)
3、レジ・金庫の確認
4、前日に発注したお酒などの整理(できるだけ外から準備していくようにする。中の事は営業中でもできるためです。)
5、バーカウンター内の準備・セッティング
6、照明を調節したり、看板を出して、お店オープン
7、御客様を迎える。手が空いている時に仕込みや、氷を割ったりする。
8、閉店。片付け、レジ閉め、お酒の発注など。
大まかにはこのような流れになります。難しくはありません。
この流れを見ておわかりだと思いますがバーテンダーも掃除などの地道な作業が多くあります。
お金の計算もします。細かい数字を出すお店もあるので勉強になります。
そういう意味でも将来的にも役に立ちますし、他の仕事にも生かせます。
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