この記事のタイトルは「カクテル製作の基本」とさせて頂きましたが、
これからバーテンダーになる方や、現在すでに働いている方に向けの内容です。
■スマートにスピーディに作りましょう。
バーテンダーは作業工程をすべて見られています。
裏でつくる料理やドリンカーとは違い、見られている事を意識しなければなりません。
このスマートさを見せるためには一手一手に神経を集中させなければなりません。
なかなか疲れますが慣れれば意識しないでもできるようになるでしょう。
そうすると自然にスピードも付いてきます。
例えばボトルの持ち方、グラスへの注ぎ方、グラスの持ち方、姿勢、表情など・・・
・ボトルの持ち方
これはよく言われていますがお客様に表のラベルが見えるようにして下のほうを持ちます。
注ぎにくい形のボトルの場合は1番スマートだと思う持ち方を考えましょう。
・グラスの持ち方
グラスの下のほうを持ちます。
また、何を持つときも軽そうに持ちましょう。
・グラス・ボトルなどの置き方
置くときは音を立てないで静かに置きましょう。
・ボトルからの注ぎ方
この時に無意識に体を傾けてしまう方がいますので正しい姿勢を保ちつつ、
うまく手首を使ってボトルから静かに注ぎましょう。
注ぐ時は右手でボトルを持つなら左手はグラスの下の方を軽く抑えましょう。
・ポアラーの使用方法
ポアラーは一定の分量を注ぐことができる器具です。
ボトルの持ち方はボトルの上部を持つと注ぎやすいです。下部は構造上持ちにくいです。
ポアラーは注ぎ口が定まっていますので逆方向で注ごうとするとボトルの中身が出ません。
ポアラーは忙しいお店のためにあるようなものです。
メジャーカップを使わなくても一定の分量が出ますので自分自身で「カウント方法」である程度は正確に注ぐことができます。
まずは空のボトルにお水を入れて練習して自分自身でカウントを習得しましょう。
難しくはありません。
・バーガンの使用方法
バーガンも忙しいお店のためにあります。普通の居酒屋でも使われています。
ボタン1つでソーダやコーラが出てきます。この仕組みは生ビールに似ています。
ガス圧で樽に入っているコーラやジンジャーエールを出すのです。
ポアラーを付けているボトルと一緒に使用すると、もの凄く早くカクテルが出来てしまいます。
右手でボトルを持って中身を注ぎながら、左手でバーガンを操るのです。慣れれば簡単です。
・表情、姿勢
表情はやわらかく、姿勢は背中をまっすぐに伸ばしましょう。
また、スマートにスピーディに作るためには準備が必要です。
すべての道具や材料はスムーズに作業が行えるように確実にセッティングしなければなりません。
何が何処にあるのかはもちろん、どのように配置するか、準備しておく材料の製作(仕込み)、
在庫の状況、一連の流れの想定はおのずと決まってくるでしょう。
準備しておく材料の製作(仕込み)は
レモンやライムなどのフルーツ、氷、おつまみ、フレッシュジュースなどを事前に用意しておきます。
これはオーダー頻度の度合い、賞味期限、その日の予約状況、曜日、など様々な事を考慮しなければなりません。
■お酒・カクテルはバーカウンターの「上」で作りましょう。
お酒・カクテルを作る時はできるだけお客様に見えるようにバーカウンターの上で作るほうが良いと思います。
お店によってはバーマットを敷いたり、トーションなどのきれいな布を敷いて、その上で作業をします。
作っている過程は見ている方はおもしろいし、何をどれくらい使用して、
どのように作っているかを「明白に証明するため」でもあります。
ある日私は都内のあるバーにふらっと1人で入りました。
カウンター席に座り安いウィスキーのオンザロックを注文しました。
バーテンダーはカウンターの下で作っておりメジャーカップを使用していましたがきっちり入れていないのを見てしまいました。500円でしたがやっぱりショックでした。
このバーカウンターの上で作ると言う事は味にも影響しますしサービスの1つだと思います。
しかし、注意する事はできるだけ素手を使わないようにする事です。
やはり素手というのは良い印象がありません。
どうしてもと言う場合はお客さんに見えないように一瞬だけ下で作業をしましょう。
それも1つの気遣いだと思います。
これらのことはしっかりしているお店であれば、大体はマニュアルで決まっているので一概には言えません。
今日の一言
仕事が楽しみならば、人生は楽園だ。
仕事が義務ならば、人生は地獄だ。
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