バーテンダーになるには?

現役バーテンダー(アルバイト)がバーテンダーになる方法、カクテルの作り方やレシピ、バイトの求人募集や 資格と協会、漫画、接客サービス、スクール情報や「フレア」も幅広く解説。コラムも書いてます
  

  プースカフェ1 プースカフェ2

  ■PUSSE−CAFE(プース・カフェ)

  ・フランス語、PUSSE(プース)は「押しやる」、CAFE(カフェ)は「コーヒー」の意。
  つまりはコーヒーの後に飲むものという意味です。

    また、カクテルのスタイルの1つでもあります。
  何種類のリキュールやスピリッツなどの液体を、
  比重の違いを利用して混ざらないように層を作るスタイルです。

  材料 グレナデンシロップ    作り方 リキュールグラスに材料
     メロンリキュール         を上から順番に積み上げ
     バイオレットリキュール      ていく。
     ホワイトペパーミント      ブルーキュラソー
     ブランデー

  細心の注意を払ってしっかり層になるように、混ざらないように作りましょう。


  上の画像は一応 PUSSE−CAFE(プース・カフェ)です。
  リキュールグラスがないのでショットグラスを使いました。あと、御覧のように失敗しました。

  最近はほんとにヒマなのでイロイロ遊びを兼ねて実験しています。
  実は私はPUSSE−CAFE(プース・カフェ)を初めて作ったのです。
  バーテンダーなら1度は作りたいカクテルの1つでしょう。しかし機会がほとんどありませんね。
  私の経験ではオーダーが入った事は1度もありません。
  また練習で作るのには時間と手間とコストが掛かるのでなかなか出来なかったのです。
  材料は御覧のようにめちゃくちゃなのであきらかに不味いともわかります。
  実際飲んでみましたが予想通りすぐに吐き出しました。飲めない!

  よくこれを思いつきましたよね。しみじみと感じます。
  カクテル名が「コーヒーの後に飲むもの」ということですが私は無理です。
  しかし見た目は美しいし、おもしろかったです。

   フランスは芸術で有名な国です。国旗もそうですがウェブサイトを見てもカラフルなものが多いように感じます。
   ユニークなアートでクリエイティブなセンスがあるのでしょう。
   フランス映画でも独特のセンスを発揮してくれます。実際、フランス人は面白い人が多いように思います。
   料理では世界に名だたるフランス料理です。
   お酒の分野でもワインはもちろんリキュールやブランデーでは世界随一です。
   カクテルの文化もこのプースカフェが象徴しているように開いているのです。

   おそらくこのプースカフェというカクテルも遊び心で楽しみながら作られたものでしょう。
   この色が違う液体を重ねたり、重い液体を沈めたりして色のコントラストを楽しむカクテルテクニックは
   現在ではB52やテキーラサンライズなどでお馴染みになっていますが、
   起源はこのプースカフェの感覚から広まっていったと思います。


  で、私がこれを作っているともう一人の外国人バーテンダーが対抗して来ました!


       プースカフェ3  プースカフェ5  プースカフェ6  プースカフェ7

  上の写真はそのバーテンダーが作ったものです。
  見た目はグロイと感じるか芸術と感じるかはそれぞれだと思います。
  ピカソの絵が良いと思う人と思わない人がいるように・・・
  まぁこれをピカソと比べるのはどうかと思いますが、
  個人的には味はともかくなかなか芸術的だと感心してしまいました。
  製作者も非常に自己満足していました。
  私はすでに知っているので飲みたいとは絶対に思いませんでしたが、
  自己満足していた本人になんとか飲ませようと頑張りましたが飲みませんでした。

  美味しいプースカフェを作って、目で楽しみながら味わいたいですね。
  こういった感覚もドンドン取り入れて行きたいと思います。