バーテンダーは優れた営業マンであるべきだと記事にもしましたが、お客様に御代りをして頂くだけでなく更に交流を深める為にも適度なコミュニケーションが必要だと思います。もちろんケースバイケースです。一人で静かに飲みたい方もいれば会話をしたい方もいます。
飲み物に関しても絶対にこのお酒でないといけない方もいます。
そのコミュニケーションの一つとしてオリジナルカクテルを提供する事を考えました。
これによりお客様に印象が残ってくれますし、会話のきっかけにもなります。
作るバーテンダーもやりがいがあります。
しかし勧めるからには自信が絶対に必要です。お客様に合わないものでしたら信用を失います。リスクがあるということです。
昨日はお任せカクテルを1個作りました。
その方は女性で1杯目がミモザを飲んで2杯目もミモザをオーダーしてくれました。その次もミモザと来ましたが、そこで私はとっさに他のマイ オリジナル シャンパン(性格にはスパークリング)カクテルはいかがですかと勧めたのです。
その方は快く受けてくれました。
それがひどいことになってしまいました。
レシピは大きいグラスにクラッシュアイスをつめてホワイトラムを少し、ディタを30ml、ガムシロップを10mlぐらい、モエシャンドンロゼの余り(1週間前ぐらいのもの)を少し、スパークリングワインで充たしてブルーキュラソーを沈める。
味は悪くはないと思いますが、想定外にブルーとロゼのピンクが変に混ざってしまい怪しい色になってしまいました。良いように捉えると魅惑的になったのでしょう。
お客様は外国の方で、逆に喜んでくれたので結果的には良かったのです。
このようにタイミングとチャンスがあえば自然な流れで勧める事は簡単です。
バーテンダーは臨機応変な瞬発力があれば更に楽しく仕事ができるでしょうし、良い仕事ができると思います。
頭の中では飲み物を売る事を常に考えてなければいけません。しかし、ただ御代りを聞くだけでは取れないと思っています。私もお客としてバーに行った場合はそのような対応があり、時には嫌な思いもしました。
アルコールなので飲む限度はありますので、その日だけの事を考えていてもいけないと思います。そこのバーを気に入ってもらえてまた足を運んでもらえるようになれば良いのです。
このようにオリジナルカクテルを勧めるのは常にチャンスを伺っている体勢を維持して、笑顔でこちらから動かなければならないと思います。
それにはそのお客様がどんな味が好きか、嫌いな味があるのかというように相手の事を観察しなければなりませんし、流れを掴まなければならないでしょう。

